2008年11月03日

四つ竹サマーフェスティバルの3ヶ月が終了

7月~9月の3ヶ月間、毎日2回のステージに出演した「四つ竹サマーフェスティバル」も無事に終わり、ほんとうにホッとしています。
一度も穴を開けずに終えることができたのは、家族の健康と協力があってのことで、まず家族へ感謝しています。
この間一度も風邪をひかなかった5歳の息子、夜遅くまで預かってくれた母、母が不在の時に協力してくれた私の妹、そして私の休みの日には、朝から別で勤めて疲れていながらも、また日曜に息子とプールに行った後でも交代で出演してくれた夫の店長、皆に本当に感謝です。
ステージで歌うのは民謡を2曲とカチャーシー。曲の説明、ナレーションと進行が主な仕事で、歌っているより話していることが長く、これまで経験したことのない舞台でした。
でもそのおかげで、店長は自分の意外な素質を発見して、とても良かったようです。四つ竹のおかみさんからも店長のほうが向いていると太鼓判をいただいていました。
四つ竹の舞台に民謡が登場することは初めてのことで、マイクや音響など、一つひとつ手探りで毎日作りあげていく状態で、あれこれやっているうちに、もう3ヶ月?! というのが正直な気持ちです。始まる前は長く感じられましたが、やっていると早く過ぎてしまうものです。
今回の出演は、自分の師匠の金城みゆき先生からいただいたお話だったので、紹介していただいた師匠に恥をかかせたくないという思いで、私なりに必死でした。
最後の日はお店のスタッフ、演者のメンバーと琉舞の先生方が、3ヶ月だけの私たちのために、送別会を開いてくださいました。たくさんの新しい出会いの中で、一つのことをやり終えて、やっぱり大泣きの私でした。翌日、私の母は「3ヶ月は普通は試用期間でしょ!」と話してましたが……。
私を介して、沖縄芸能に取り組む若い沖縄人を、沖縄で友人の少ない大和人の店長に会わせることができたことも、私には楽しいことでした。
これから芸能活動を続けていけば、またどこかで一緒になることもあると思うので、それも楽しみです。
この3ヶ月は、たくさんの出会いとなかなかできない経験の中で勉強させていただいた充実した時間だったと思います。
わざわざ足を運んで観に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝いたします。
現在の「四つ竹」の舞台は、琉舞4曲と、エイサー4曲の華やかな演舞を上演しています。ナレーションは録音で、訛りのないきれいな声で説明してくれています。
機会がありましたら、この舞台にも足を運んでみてください。



Posted by てるさん at 20:42│Comments(0)
 
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